2019.6.17(月)

『東京彫刻計画』スタート!

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銅像・パブリックアート・モニュメント…。街には彫刻がある。しかし、とりわけ東京だと普段は見逃しがちなもの。確かにそこにあるのだけれど、無意識に、見ていない状態。その理由は、東京という街と私たちとの独特な関係性にあるように思う。言い換えると、公共彫刻には、私たちが街と接する(またはしない)ためのヒントがあるのではないだろうか。

そこで2018年度のスタディのなかで生まれた「『東京彫刻計画』という芸術祭が、10年に1度東京で行われている」というフィクションをつかって、私たちの周りにある様々な彫刻をリサーチする。大きな時間の流れの中で街を見ていくとき、街と作品と私たちの関係はどのように浮かび上がってくるのか。そしてあらためて今、どのような関係がありうるのだろうか。
この問いは、私たちの東京での感覚やからだの在りかたを考えることにも繋がってくるように思う。

こうした発想に辿り着いたきっかけである、「ミュンスター彫刻プロジェクト」の10年置きの変化を参照しつつ、パフォーマンスの視点から公共彫刻を探る。2年目のスタディでは、最終的にリサーチをふまえた小規模の作品創作を目指している。

Text:居間 theater